2019年06月30日

全身で感動

いよいよ大聖堂に入場です。
クーポラの出口を出るともう大聖堂の中です。

カトリックの大本山。
サンピエトロ大聖堂!

聖ペトロ⇒サンピエトロ
ペトロはイタリア語でピエトロ、英語でピーター、フランス語でピエール、ロシア語でピョートル、ドイツ語でペーター
どこかで聞いたことがある名前ばかり。
みんなこの聖ペトロの名前をいただいていたのね~。

大聖堂に入ってみる・・・
あー!!!
なんだろうこの感じ。

やっつけ感だったはずが、身体の疲れを全て吸いとられて、全身で感激してる私がいる。

ここは来るべき場所だった!
来なくちゃダメだった。
なぜやめようなんて思ったんだ。
ほんの一時間くらい前の考えを反省。

ここに立っただけで感動している私。
そんな私に、びっくりしている私。

いろんな感情が沸き上がってくる。

こういう感情は今回の旅で色々いきましたが、ここでしか起きませんでした。
あんなに見たかったのラファエロよりも感動しているの。

で、このあともっと、自分でも信じられない事が自身に起こったのでした

続く




  
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Posted by ひとみん at 07:25 Comments( 0 ) 旅行

2019年06月29日

サンピエトロ大聖堂展望

クーポラには展望テラスがあり、そこからバチカンを一望することが出来ます。

登るには、階段とエレベーターを選ぶことが出来ます。

もちろん私は迷わずエレベーターを選択。
エレベーターの方がチケットが数ユーロ高いです。

チケットの列も外からの行列と比べると全然短く。
買ってしまえばすぐにクーポラに入場することができました。

エレベーターで展望テラスまで運んでもらえると思っていた私w

エレベータを降りるとクーポラの脇・・・



えっ!?この階段登るの?

しかも結構あるじゃん!笑
あとで調べると階段チケット551段
エレベーター320段。書いてあったのに全然目に入ってなかったという。笑

ようやく広いところに出るとクーポラの内側を上から大聖堂の中心を見下ろすことができます。




おぉー!これはすごい
人もあんなに小さく見えます。


その後は手のひらを置けば一杯一杯サイズのステップを一段ずつ上がっていきます。




狭くて急な階段をくるくる目が回る。



しかもカーブしてるから目の錯覚を起こして気持ち悪い。

出ました!
展望テラス。




わぁい!これこれ!これ見たかったの。
バチカン広場が一望できて。
ぐるりと一周ローマを見渡せます。


バチカン美術館も見えます



遠くにフォロロマーノの近くにあった、白亜の大きな建物ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂も見えます。



ひとしきり写真に納めると来た道を戻ります。
途中140聖人の像を後ろから眺めることも出来てちょっと感激。




さて、しょんない大聖堂もみにいってやるか~ww

この頃になると疲れてちょっとやっつけ感。 

見たいというより、とりあえず見れば気がすむからw
っていう気持ちに。

人間疲れると心がすり減ると言いますが。
今回の旅ではこれを実感いたしました。笑


  
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Posted by ひとみん at 06:43 Comments( 0 )

2019年06月28日

行列!行列!また行列

無事見たいものを全て見きって美術館をでると!!

Σ(゚Д゚ υ)!
なんだこの大行列。
目を疑うような行列が出来ています。


 



その横を通りすぎながら、この灼熱の太陽の下、この方々はいつから並んでるんだろう?いつまで並ぶのだろう?なんて答えのない自問自答を・・・笑
バチカン美術館は予約必須です。

もったいぶって続くにした割には、ただの行列の話ですみません。笑

ぐるりとバチカンを回ってサンピエトロ大聖堂に着くと、また大行列。





うーん。並びたくない

中に入らず、回廊の上のカトリック教会から認定された140人の聖人の像の中から、フランシスコザビエルを探して帰ろっかなぁ~
なんてちょこっとぶらぶら。





私たちが中学の教科書で学んだ、日本にキリスト教をもたらしたフランシスコザビエルは列聖されている、聖人の一人。

サンピエトロ大聖堂の140体の聖人の像の中もいるのです。

中央から数えて左側20人目だそうですが、残念ながら確認できず

中央には古代ローマ時代にエジプトから運ばれたオベリスクがそびえ立っていて雰囲気を堪能。




そうこうしているうちにやっぱり中に入りたくなり行列に並ぶことに。

以外と進みは早く40分ほどでセキュリティチェックを終えることができました。

サンピエトロ大聖堂は無料で入場できます

入場後はまずクーポラに上ってみることにしました

煙となんとかは高いところに登るっていいますが。笑

今回の旅やたら高いところに・・・

  
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Posted by ひとみん at 06:40 Comments( 0 ) 旅行

2019年06月27日

ようやく絵画館

歩けるほどに回復したので、今度はちゃんと場所を確認して絵画館に。
なんだ!エントランスの目の前じゃん!笑

絵画館は入って右側です!

入るとすぐにミケランジェロの傑作ピエタのレプリカがあります。




本物はこのあといく予定のサンピエトロ大聖堂に。
でも、本物は近くで見ることができないのでこちらでじっくりと見学。

ミケランジェロの名前まで見てとることができます。





そのあとも有名絵画の数々
あぁ!幸せ。

お腹の痛みはドーーン!からシクシクに変わったけど、スッキリしない。
先にいただいた物を飲んでから一時間くらい。

ここから先これ以上はよくならないだろうと、頂いた二錠目を飲んでみる。

美術館から出る頃には痛みはスッキリしていました。

本当にありがとう!
名前もわからない見知らぬ彼女
あなたの親切は忘れません。

本当はシスティーナ礼拝堂からサンピエトロ大聖堂に行く近道があると言うことですが、またあの一方通行の波に流されるのもいやなので、有名なエントランスの回廊を降りて外に出てサンピエトロ大聖堂に行くことにしました。

外に出ると真夏の日差し、じりじり肩が痛いほど。
あーー、やっぱり近道とやらを行けば良かったとすぐ後悔しましたが、が目を疑う光景が。

ある意味、みもの?笑

続く










  
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Posted by ひとみん at 07:23 Comments( 0 ) 旅行

2019年06月26日

サンキューしか言えない

今回の腹痛。

持病の腹痛の悪化が原因。

2年ほど前から定期的におこり、原因がわからず色んな科を受診して検査。
結果原因不明。

子供の頃手術した盲腸の傷と子宮が癒着しているのではないか?
と一応は言われています。

ただ、タイミング的にホルモンが影響していることだけは、はっきりしていて現在は婦人科で相談しながら様子を見ているもので、生死に関わるわけではないのですが、時々激痛がやって来ます。

普段は痛みの度合いも軽く、出掛けから軽く痛かったのですが、イタリアにつく頃にはなおってるだろうと軽く考えて鎮痛剤ももたず旅行に出発してしまったのでした。

エントランスのベンチに倒れこんだ私に人が集まってきた。

「大丈夫か?
英語は話せるか?」

たくさん声をかけてくれます。

「大丈夫、大きな病気じゃないの。毎月来る痛みで・・・」

と話したところで

「あーピリオドね。」

と潮が引くように人がいなくなった!笑

違う!いや、ホルモンからくる痛みだからある意味そうなのか?!
でも違う~!
説明したところで原因不明なのだから、私も説明できない。

冷や汗だらだら流しながら、

「ちょっと待って~
誰か薬持ってない?」

って声に出してみた。

すると隣に座っていた女性がピルケースからラムネのように一錠
これ飲んでと分けてくれて。

何にも入っていないむき出しの白い薬一錠。

えーい!ままよ!
背に腹は変えられん!

口に放り込んで水を飲むとそのまま、また横に。

10分くらいすると少しよくなってきた感じ?

隣の女性たちも心配してくれているのか、休んでいるのかその間ずっと隣に座ってくれていました。

「ちょっと良くなってきたみたい。
本当にありがとう。」

と声をかけると、

「まだ全然顔色悪いよ。
もう一錠飲んだ方がいいんじゃない?」

と声をかけてくれるも、
さすがに外国人の薬を二錠飲む勇気はなくて、

「大丈夫。
もう少し休んでたらきっともっとよくなるから。」

と答えると、

「心配だから今飲まなくても持っていて。」

と、もう一錠くれると、私たちはいくね。
と去っていった。

一杯一杯で、お名前もうかがわず、顔も思い出せない彼女たちにお礼を言いたくても、今となっては何もできないけど、本当に助かりました。

ありがとう!!!

30分くらいたつと歩けるくらいまで復帰して、まだお腹は痛いけれどなんとか絵画館は行けそうにな感じに。

旅先で人に助けられる経験。
英語を学ぼうと思ったときも


サンキューしか言えない私が情けなくて英語の勉強を始めたんだっけ。
って初歩に戻ってみる。

あれ?結果まだサンキューくらいしかまともに言えないや

まだまだ私の英語道はヘラヘラ域から出るには時間がかかりそうです


  
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Posted by ひとみん at 07:35 Comments( 0 ) 旅行

2019年06月25日

4回目のシスティーナ礼拝堂

絵画館はどこだ?

さすが外国大雑把な案内しかありません。笑
お腹もいたくて注意力も散漫に。

気がついたら違う方向に。

またシスティーナ礼拝堂までの一方通行に巻き込まれ、しかも今度は色んな美術室を経由する遠回りルート。

エジプト館やクレメンティーノなどゆっくり見たいけど、とにかくお腹が痛いから絵画館にたどり着きたい、素通りに近い早歩き。笑

で、そこからタペストリーの間や地図の間に差し掛かってようやく間違えたことに気がつく。

その頃にはもうお腹が痛くて息も絶え絶え。
座るところもなく、ただお祭りの列のような人混みの流れにそって歩くしかない。

一刻も早くエントランスに戻って休みたい。

痛みはピークに達して、冷や汗だらだら、痛みで震えまで出てくる始末。

周りの人が私の異変に気がつき始めた。
大丈夫か?
と何人にも声をかけられるが、大丈夫じゃなくても私も彼らもなすすべがない。

ただ、満員電車の中のような人混みを流れのままに歩くだけ。

4回目のシスティーナ礼拝堂にようやくたどり着く。

ここまでくれば後は空くぞ!

気力を振り絞って、システィーナ礼拝堂をまたもや素通り。

早歩きでエントランスに向かいたいが一歩ずつ足を前に出すのだけで精一杯。

どうにかこうにかエントランスに戻り、座れるところを見つけて倒れこんだ。

続く

(写真はそんな中でもどうにかこうにかとった数枚)









  
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Posted by ひとみん at 08:18 Comments( 0 ) 旅行

2019年06月24日

ラファエロの間

子供の頃大好きだった日本昔話。
毎週楽しみでした。
不思議なのに教育的な要素もあり、私の人間形成に大きく影響しているかも。笑

いまでも不思議な力や話にとてもそそられます。

本が読めるようになるとギリシャ神話の世界にはまっていきました。
ギリシャにいきたい!

そう思っていた頃、旧約聖書を元にした話も目にするようになり、挿し絵にあったラファエロの絵に目を奪われました。

そこから今回の旅行のテーマでもあるルネサンス美術にとても興味を持つように。

実際には芸術にまったく疎い私なので、単純に絵の美しさに心を奪われただけなのですが…

ラファエロの間のアテネの学堂
とても有名なここ絵画の前に立ち感無量!









ここだけでなく絵画館にもたくさんの所蔵がありました。

とりあえず絶対はずせない二つをみた私は、ほっとすると出発前から地味に痛かった腹痛がひどくなってきた

カフェで座って休もうと一方通行のルートを進み、システィーナ礼拝堂近くのカフェで朝御飯を兼ねて、休憩~♪

さすがイタリア、どこでのんでもコーヒーが美味しいんです。
チョコレートケーキとコーヒーで少し生き返る



3度目のシスティーナ礼拝堂を経由しエントランスに戻った頃は腹痛が結構ひどいものに。

が、とにかくもうひとつ絶対見ないとならない、絵画館を見たら一旦ホテルに戻ろうか?などと思いつつ歩き出しました。   
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Posted by ひとみん at 06:36 Comments( 0 ) 旅行

2019年06月23日

まさかのスペイン語!

途中絢爛豪華な地図の間。
きらびやかな天井。





1500年代当時のイタリアの地図が全長120メートルの壁にかかれていてとても興味深いのですが、それより目を引く天井画の素晴らしさ。

が、とにかく目的地はシスティーナ礼拝堂です。
ゆっくりみたいが、後でもう一度回ってこようとさらっと早足で通りすぎる。

システィーナ礼拝堂に到着し、音声ガイドのスイッチオン♪



まさかのスペイン語!!!w
おーーーーいぃ!!!!

英語ならまだ100歩譲って許す!
スペイン語はまじでわからない!

10分くらい最後の審判に感激しながら眺めていたが、どうしても説明が聞きたくなる。

時間8時。
よし!エントランスに戻って交換してから戻ってこようと、早歩きで戻り交換。

また地図の間を見ずにw
システィーナ礼拝堂に戻って堪能したのでした。

ここで2回目のシスティーナ礼拝堂。笑





最後の審判ももちろんすごいのだけど、私の心を揺さぶったのは天井画。
ミケランジェロが4年の月日をかけて完成させたもの。

カトリックの教義を絵画化。

言ってみれば、世界ナンバー1ベストセラー
聖書のお話の絵。
(旧約聖書)

あのシーン、このシーンと興味をそそる。

そしてすごいのは下から見上げて見ていると絵が飛び出してくる。
3Dの絵のように見えるの。








もう、感動。
寝転がって見ることができるならそうして堪能したいくらいでした。

しっかり堪能しまくるとオープン時間の9時。
混む前にいっておこうと、すいていたので、ちょこっと一方通行を逆流してラファエロの間に向かいました。   
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Posted by ひとみん at 08:05 Comments( 0 ) 旅行

2019年06月22日

バチカン美術館入場

本来オープンは9時のバチカン美術館。

日本人の休みは短い。
時間はお金で買います!

2,000円程度の入館料を4倍ほどの金額を支払い、9時のオープンよりはるかに早い7時半に入場できるツアーを申し込みました。
ツアーと行ってもガイドがいるのはエントランスまで。
そこからは自由行動です。

そして、みんな考えることは同じ?

そんなツアー客でごった返す待ち合わせ場所は美術館の入口にあるカフェの前。

もう、すでに9時の入場を待つ列も出来ていて、7時半の段階で美術館の前は大混雑です。

入場には、空港のような厳しい荷物チェック(ほとんどの美術館にこれが必要)を受けて入場

まずは音声ガイドをレンタルして、他を見ないで一目散に折り返し地点のシスティーナ礼拝堂に向かいます。

バチカン美術館は全部みて回ると全長7キロとも言われているとても大きな美術館。

どこもよらずにまっすぐシスティーナ礼拝堂にいってもエントランスから往復一キロくらいある感じです。

今回このツアーで色々あって、私はシスティーナ礼拝堂に、四回も行くことにw

話が長くなるので小分けで美術館の話をさせてください。
ここでも見ず知らずの外国人に助けてもらいました

システィーナ礼拝堂内は写真撮影が禁止なのでこれもネットから頂いた写真たちです。










  
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Posted by ひとみん at 06:28 Comments( 0 ) 旅行

2019年06月21日

骸骨寺

この日のテーマは古代ローマ。

午後をどう過ごそうかお昼を食べながら考えていたときまず思い付いたのはカタコンベを見に行こう。

古代ローマではキリスト教は迫害を受けていて、ミサなどは地下墓地でおこなっていたとのこと。
イタリアには多くのカタコンベが残っていますが、ローマで公開されているものの多くはアッピア街道の方。

市街地から少し外れるので、市内にある骸骨寺にいってみることに。

カプチン派修道会の教会で聖地。
教会にゆかりのある美術を観覧したあと、亡くなった修道師の骨で装飾された納骨堂を訪れます。

骨というとおどろおどろしいイメージを持つ方もいるかもしれませんが、私は空気の色が変わる感じというのかしら。
神聖な雰囲気に飲み込まれました。

そして、シャンデリアや壁一面の骨の装飾がそれは見事でした。

中は写真撮影が禁止でしたので、写真はネットから拝借して参りました。

キリスト教でない私はお祈りの仕方がわからないので、日本式に手を合わせて、協会を後にしました。









ローマ2日目はこれで終わり。
泣きたくなるくらい疲れて、スーパーでお買い物して、夕食は足を伸ばしてベッドの上で

なんと健全な旅です。笑

明日からは大好きなルネサンス美術館どっぷり~♪
です。



  
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Posted by ひとみん at 06:42 Comments( 0 ) 旅行