2014年03月11日

チャリティーのあり方

あの日から3年が立ちました。
未曾有の震災の体験は私たちのいろいろを変えましたね。
未だご家族の見つからない方の心を思うと胸が痛みます。

あの日から世の中は募金やボランティアの話題が持ちきりに。

私も頼まれてランドセルを子供たちと集めました。
当然寄付したいというお気持ちはランドセルに収まらず膨大ないろいろな物の量に。
一つずつ子供たちと分別し、メッセージを書いて被災地に送りましたが、
そのときチャリティは寄付したりボランティアを行う側の満足感ではいけない!
受け取る側の喜ぶ気持ちを尊重し、見届けまでするべきではないのか?

と、強く感じた私はそれから教室として里子を持つことにしました。

子供たちに見届けまで出来るチャリティーをと考えたわけです。

子供たちは毎月100円を目標にこのPrithiちゃんというバングラデシュの子供のために、自分たちで工面してきてもらっています。
お手伝いの対価であったり、おこづかいの節約であったり。

里子として来たときはまだ三歳だったPrithiちゃん。ぬり絵に色を塗る程度のことしか出来ませんでしたが、昨年はバースデーカードの返事には絵を描き、私たちが送ってあげたシールを貼って来てくれました。

今は六歳。

これからも彼女の成長を生徒たちと見守っていきたいと思っています。

あの日のことを思い浮かべ、日本の悲しみも未だに癒えませんが、新たな出会いのきっかけとなった震災。

なくなった方のご冥福、また震災地の早期復興を心から改めてお祈り申し上げます。


チャリティーのあり方

  • LINEで送る


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
チャリティーのあり方
    コメント(0)